花田達朗のサイト 「サキノハカ」 (2018年4月より)

■2021年10月19日 関西生コン事件についてのシンポ開催

シンポジウム「ジャーナリズムの視点からみた関西生コン事件」が開催されますので、ご案内します。チラシをご覧ください。私も登壇します。

日時 2021年11月12日(金)18:30〜20:30
会場 東京都千代田区 連合会館 大会議室
パネリスト
 花田達朗(早稲田大名誉教授)
 竹信三恵子(ジャーナリスト)
 北健一(ジャーナリスト)
コーディネーター 
 海渡雄一弁護士
主催
 関西生コンを支援する会  (大きなチラシを見る
■202年10月15日 漢那潤さんと「新民家」について語る

このコロナ禍のもと、人に会ってコミュニケーションを取るのは著しく制約されてきました。いや、禁止されてきました。しかし、人間は人と喋りたいという欲求を抑えられません。その欲求を満たしてくれるのが、リモートであり、ZOOMです。ん。その欲求を満たしてくれるのが、リモートであり、ZOOMです。それを佐藤敏宏さんは活用して・・・(・・・・つづきを読む

■2021年10月14日
ノーベル平和賞がジャーナリストへ
ノーベル委員会は、10月8日、今年の平和賞を二人のジャーナリストに授与すると発表した。二人とは、フィリピンでニュース組織「ラップラー」を率いるマリア・レッサと、ロシアで独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」の編集長を務めるドミトリー・ムラトフである。ともに権力と戦い、権力から弾圧されてきたジャーナリストである・・・(・・・・つづきを読む)
■2021年9月8日
原稿が掲載された『世界』10月号が発売

「関西生コン弾圧と産業労働組合、そしてジャーナリスト・ユニオン」という原稿を7月に書きました。それを月刊誌『世界』(岩波書店)の編集部に送りましたら、採用されて、今日発売された10月号に掲載されました。原稿が長いものだったので、連載3回の扱いとなり、今回掲載分はそのうちの第1回目です。ご関心の方はどうぞ。その書き出しはこんな感じです
11・・(・・つづきを読む
■2021年9月1日
東京大学情報学環福武ホール誕生秘話 

今から16年前、私が東京大学大学院情報学環長を務めていた頃の話である。

2005年4月22日午後7時、東京大学の部局長(大学院研究科長や研究所長)たちはBenesse会長の福武總一郎氏から銀座ソニービル地下3階のマキシム・ド・パリに招待された・・・ (・・・つづきを読む

■2021年6月30日 共同通信社は、私の死ぬ前に答えるべきではないか

6月末でこのウェブサイトを閉じることにしたと、先月予告をしたが、それを当面取りやめることにした。発信して、おおやけにしておくべきことがまだあるのではないかと、思い直したからである。もちろんこのサイトで発信したからと言って、どれだけの人が見るのかという疑問はあるとしても、誰かが見ようが、誰も見ないにせよ、発信したということは、ともかく公開したということであるには違いない ・・・・・ 
(・・・つづきを読む)
■2021年6月8日 花田達朗ジャーナリズムコレクション第4巻発行

花コレ第4巻『メディアの制度論と空間論〜両犠牲の葛藤〜』(彩流社)が、本日付けで発行となりました。
本の「帯」とは編集者が書くもので、編集者の聖域ですが、本巻の編集者、出口綾子さんは本巻の「帯」に次のように書かれました。著者として、「なるほど」と思っています。(彩流社・注文する


メディアの制度は
表現の自由を助け、
人々を解放しているか?

抵抗の空間を展望するために
(他も読む)
■2021年5月23日 サイトに幕を引きます
 
物事には潮時というものがある。6月末でこのサイトを閉じることにした。・・・・ (・・・・続きを読む)
■2021年1月18日 英訳本のネット出版

遅ればせながらの掲載、ということになりますが、昨年9月に英語の本をワセダクロニクルからネット出版し、無料で一般公開しました。これは、2018年に彩流社から刊行された、花田達朗、スティーブン・バトラー、渡辺周、木村英昭、ワセダクロニクル編『探査ジャーナリズム/調査報道―アジアで台頭する非営利ニュース組織―』を再編集し、英訳したものです・・・ (
・・・つづきを読む
■2020年10月09日 朝日新聞オピニオン面「私の視点」と私

朝日新聞2005 年3月8日の朝刊14面、オピニオン面の「私の視点」欄に「編集権/『報道の自由』の徹底こそ」という見出しの文章が私の名前で掲載された。そのもともとの原稿はゲラ組み後、掲載日も決まっていたが、掲載直前になってボツになった。つまり掲載不可という決定を受けたのである。その掲載された原稿は、紆余曲折のあった末に復活してきたものだった。その経緯は社内で直接関わった人々以外には誰も知らないだろう。そのことを記録しておく気分になったので、書いておきたい・・・・(・・・記事を読む
2020年8月27日 電総研と私

1986年春に西ドイツから日本に帰ってきて、私はシンクタンク研究員の職を得た。
 その前年4月に実施された電気通信制度改革(NTTの民営化、電気通信市場の自由化)を受けて、小松崎清介さんが常務理事として率いてきた財団法人電気通信総合研究所は財団法人電気通信総合研究所と株式会社情報通信総合研究所とに分割されていた・・・・・・・締め切りに向かって日本語でものを書く生活が始まった・・・・・・・ 全文を読む

2020年5月11日 本が発売に
『公共圏ー市民社会再定義のためにー』(彩流社)が発売となりました。これは著作集の第3巻です。1990年代に書いた、公共圏関連の論文などが収録されています。

その時代の私の思考は1989年という年に起こった2つの事件、日本での昭和天皇の死去、ドイツでのベルリンの壁の崩壊と冷戦構造の集結によって強く影響され、規定されていました。その時代状況に応答しつつ生産した産物が、ユルゲン・ハーバーマスに発する公共圏概念を空間概念として解釈したり、あるいはその概念の解釈と再解釈を通じて状況に関わろうとしたりした論文でした。
今はCOVID-19パンデミックに見舞われた2020年。その今、まるで見えないウィルスに冒されて、酸素を取り込めなくなってしまった肺のような公共圏へ向かって、30年近く前の論文を再起動して「公共圏」という書名のもとに刊行することに、ある感慨を覚えます。 (詳細を読み注文する)
2020年4月18日 Yasuyoshi Chibaの受賞 

  

見知らぬチバではあるが、私は彼の受賞を祝福したい

    (記事を読む
2020年3月24日 
 Judge Rejected Journalist's Professional Dignity

Yesterday, 23 March 2020, in Room 712 of the Tokyo District Court, chief judge Mr. Hiroaki Tanaka read the main text of a judgment, "The court dismisses the plaintiff’s appeal. The legal costs should be accounted for by the plaintiff." This decision is the result of a lawsuit by journalist Mr. Hideaki Kimura against The Asahi ShimbunCo. The court ruled in favor of the newspaper and rejected the journalist’s appeal.・・・・・・・続きを読む
2020年2月8日 小林宏一さんのこと

今日は15年前に86歳で亡くなった母の誕生日だ。あれから15年も経った。

このウェブサイト世話人の佐藤敏宏さんから「早稲田大学最終講義」から2年が経ったと指摘された。そう言えば、そうだ。あれから2年が経った・・・(・・・続きを読む   
■2020年2月6日 新刊書発売

Last month, Yasuhiko Oishi ed. "Journalism Discourse in a Country without Journalism" was published by Sairyusha in Tokyo. A book with a unique perspective, written in Japanese.
In that book, I wrote an article, 'Japanese Masukomi=the established media has nothing to do with journalism: Structural analysis of its fiction and disguise'.
The essay is an assessment of the object that is over, as well as my current situational awareness.



先月、大石泰彦編『ジャーナリズムなき国の、ジャーナリズム論』が東京の彩流社から刊行されました。ユニークな視点の本です。その本に私は「日本『マスコミ』はジャーナリズムではないーその虚構と擬制の構造分析ー』を寄稿しました。その論文は、現在の私の状況認識であるとともに、すでに終わってしまった対象への評価です。
019年12月31日 新刊書と山口百恵

 今月16日に出版社から完成した本が届いた。その本とは、大石泰彦編著『ジャーナリズムなき国の、ジャーナリズム論』(彩流社)である。発行年月日は2020年1月20日となっていて、年明けから配本開始で、書店に並ぶのは年始ということになるそうだ・・・・・・・・
  (・・・続きを読む
  彩流社の紹介サイトへ
■2019年2月5日 ドキュメンタリー映画『福島は語る』を観た

昨日、2月4日、土井敏邦監督のドキュメンタリー映画『福島は語る』を試写会で観た。14人の「被災者」のインタービューである。「フクシマ」についてのドキュメンタリーはこれまで何本も観てきたが、これは次元を超えている。月並みな言葉ではあるが、「最高傑作」だと思った。どうして私をしてそのように言わしめるのか・・・・・・続きを読む
■2018年12月12日 今日発売(表紙右欄)

花田達朗ジャーナリズムコレクションの第2回配本で、第1巻『ジャーナリズムの実践〜主体・活動と倫理・教育 1(1994〜2010年)』が完成し、今日発売となりました。
今年は第1巻と第2巻を出版しました。来年はできれば第3巻から第5巻の、3冊を刊行したいと思います。
本の詳細を見て購読する
 
■2018年11月16日 「薬と探査ジャーナリズム」web版をアップ

「薬と探査ジャーナリズム」『統合失調症のひろば』、第12号(2018年秋号)、日本評論社、2018年9月30日、62-67頁、のweb版を掲載します。
 (記事を読む
■2018年11月3日 アジアで台頭する探査ジャーナリズム

10月19日に彩流社より、花田達朗・スティーブン・バトラー・渡辺周・木村英昭・ワセダクロニクル編著『探査ジャーナリズム/調査報道−アジアで台頭する非営利ニュース組織−』を刊行しました。第T部「アジアで探査ジャーナリズムの台頭が意味するもの?背景・現状・展望」は論文篇で、第U部「アジア地域における探査ジャーナリズム/調査報道」は昨年6月4日に開催された国際シンポジウムを記録したものです。探査ジャーナリズムの現在を国際的視点から十分に捉えていると思いますので、お読みいただければ幸いです。
http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2497-6.htmll
2018年10月14日 「薬と探査ジャーナリズム

 日本評論社から『統合失調症のひろば』という雑誌が年2回刊行されています。「生きづらさのある人への回復の道筋をともに考える場に!」と銘打たれていて、医師や患者や家族などの「ひろば」を目指しているユニークな雑誌です。その編集部からの注文を受けて、その第12号(2018年秋号)に、「薬と探査ジャーナリズム」という文章を書きました。9月30日に発売となっています。ご関心の方は手の取ってみてください。
2018年9月14日 故・藤田博司さんの残したメール --〈日本版9.11〉4周年記念日に想う不可解さと違和感 
2001年9月11日は米国のいわゆる「同時多発テロ」が起こった日で、それから17年が経った。今日は17周年ということになる。それ以来、世界中の国家権力によって、その政権が右派であれ、左派であれ関係なく、国家権力に挑むもの、抗うもの、あるいは国家権力を脅かすものは、何でも「テロ」とレッテルを貼られるようになった。各国の国家権力、それを握る政権はお互い仲は悪いけれども、この点だけでは仲良く歩調を合わせている。日本を含めてどこの国でも「テロとの闘い」という“神聖な標語”(魔法の言葉)を用いて、政府が市民生活やジャーナリズム活動への監視と介入を強化してきた、それがこの17年間であったと言えよう・・・ (・・・・・全文を読む)。
■2018年7月14日 『アジェンダ』論考Web版をアップ 
京都で発行される雑誌『アジェンダーー未来への課題』から注文があって書いた原稿のWeb版を佐藤さんが作ってくれましたので、ここに公開します。
この論考は同誌の第61号(2018年夏号)(2018年6月15日発行)に掲載されました。そのPDF版も公開しています。長いタイトルになっていますが、もっと短く、「常識の再建」でもよかったかなと思っています。この間、常識をバカにしてきたツケが回ってきて、今や日本のさまざまな現象で常識が効かなくなっています。常識が働かなくなってしまって、もはや歯止めが効かなくなったという感じです。非常に危険だと思います。この常識とはコモンセンスと英語で呼ばれるものです。この原稿を書くにあたっては、哲学者の戸坂潤の論文を参照しました。戸坂は思想犯として何度も検挙されましたが、1945年8月9日、長野刑務所で獄死しました。45歳でした。長崎に原爆が投下され、あと6日で日本降伏という日。もしも救出されていたら、戦後、思い切り書けたであろうにと悔やまれます。 (Web版を読む) 
■2018年7月11日
 『アジェンダ』論考PDF版をアップ
『アジェンダ〜未来への課題〜』第61号(2018年夏号)に掲載された「ナイーブな権力観を捨てて、自分の足で立つ〜常識の通じない政権と『マスコミ』はいつまで続くか〜」をここにアップします。これは5月の連休に書いたものです。ちょっとタイトルが長いのですが、もっと短く、「常識の再建」としてもよかったかもしれません。

 (PDFを開いて読む
■2018年7月7日

今年5月に発売された岩波書店『世界』6月号に掲載された「公共圏、アンタゴニズム、そしてジャーナリズム」のコピーです。

発売後、いろいろな方々からメールなどでご感想をいただきました。お読みいただき、ありがとうございました。

 (コピーPDFを開いて読む
■2018年6月22日 

 著作集の紹介記事
 「ジャーナリズム著作集出版開始」という記事が掲載されている『東奥日報』(本社:青森市)が手紙とともに送られてきました。掲載面は同紙の6月7日付けの11面です・・・
(紹介記事を読む
■2018年6月15日  『アジェンダ』に記事掲載

本日発行の『アジェンダ〜未来への課題〜』第61号(2018年夏号)に「ナイーブな権力観を捨てて、自分の足で立つ〜常識の通じない政権と『マスコミ』はいつまで続くか〜」(38-48頁)が掲載されました。「特集 改憲の行方〜独裁か民主主義か」の一本です。同誌は京都で発行されている季刊誌です。定価500円。
同誌には2011年春号に「ジャーナリズムを経済的にどう支えるか〜2011年度税制改革大綱への疑問とともに〜」を書きました。

2018年6月11日 逃走の自由を!
 「退職教員からのことば」を公開しました

 『教育 がくぶほう』、No.113、2018年、12頁
■2018年6月1日「最終講義」のデータ起こしを公開
 2月3日の「最終講義」の録音から、佐藤敏宏さんが文字起こしをして、それに写真や資料や映像を付けたWeb版を作ってくれました。これを公開します。
 最終講義ではあらかじめ作った原稿を読みましたが、時間の関係で、所々飛ばしたり、省略していきました。その分、シンプルになっています。それがこのWeb版です。
また、その原稿に逆に加筆をして作成したものが、『世界』(岩波書店)6月号に掲載されています
■2018年5月8日
 今週発売となる岩波書店『世界6月号に、2月初めに行った「早稲田大学最終講義」が掲載されました。タイトルはその時と同じく「公共圏、アンタゴニズム、そしてジャーナリズム」で、講義の原稿に多少加筆したものになっています。ご興味のある方々はお読みいただければと思います。
 講義では時間の都合で簡略化したところを復活させ、また「『七人の侍』とアンタゴニズム」のところを加筆しました。
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■花田達朗ジャーナリズムコレクションの刊行開始

 2018年2月16日、花田達朗ジャーナリズムコレクション 第2巻 『ジャーナリズムの実践〜主体・活動と倫理・教育 2(2011〜2017)』が彩流社より刊行されました。

           


2018年2月3日早稲田大学最終講義しました

2018年3月31日まで 旧サイトです


フェースブック開設しました


■ワセダクロニクル、スタートしました

 大学を退任され自由人に
2018年4月7日 大黒屋で自由に乾杯!



■アーカイブ
・ジャーナリズム教育研究所HPです

2015〜2018年所長の伝言集

 これまで刊行した書籍
 サキノハカといふ黒い花といっしょに 革命がやがてやって来る それは一つの送られた光線であり 決せられた南の風である
 With the black bloom called Sakinohaka  The revolution will be here before long  It appears as a dispatched single ray  And a sealed south wind as well  
  
宮澤賢治「生徒諸君へ寄せる」より。英訳は私訳